保育士 頻出一問一答
頻出テーマから20問。答えを思い浮かべてから開くと定着が早まります。
頻出一問一答
全20問Q1虐待を受けた子どもなどに対し、過去のつらい体験に配慮し、安心・安全を重視して関わる支援の考え方を何というか。
答え:トラウマインフォームドケア
トラウマインフォームドケアはトラウマの影響を理解したうえで関わる支援の考え方である。
Q2児童の権利に関する条約が示す子どもの権利を整理した4つの一般原則のうち、子ども自身が意見を表明できることを保障する原則として最も適切なものはどれか。
答え:意見を表明する権利(子どもの意見の尊重)
児童の権利条約第12条は、自己に影響を及ぼす事項について子どもが意見を表明し、相応に考慮される権利(意見表明権)を定める。
Q3認定こども園法第十二条で、幼保連携型認定こども園を設置することができる者として規定されていないものはどれか。
答え:株式会社
第十二条で設置できるのは国、地方公共団体、学校法人及び社会福祉法人のみとされ、株式会社は含まれない。
Q4知能の構造に関して、新しい場面に適応するための推論能力を「流動性知能」と呼ぶのに対し、経験や教育で蓄積された知識に基づく能力を何というか。
答え:結晶性知能
キャッテルらの分類で、流動性知能は加齢で低下しやすく、結晶性知能は高齢期も維持されやすい。
Q5保育所保育指針が示す保育の目標で、言葉に関する記述として正しいものはどれか。
答え:生活の中で、言葉への興味や関心を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養う
保育の目標(オ)に、言葉への興味・関心を育て言葉の豊かさを養うことが示されている。
Q6絵本『いないいないばあ』など、乳児向けの絵本が果たす役割として最も適切なものはどれか。
答え:大人とのやりとりを通して情緒的な交流や言葉への興味を育む
乳児向け絵本は大人との読み合いを通して情緒的交流や言葉への関心を育む役割をもつ。
Q7乳児期に多くみられる、特定の食物等が原因で皮膚にかゆみや湿疹などが繰り返し起こる慢性的な皮膚の状態を何というか。
答え:アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎はかゆみのある湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す。
Q8紙人形を棒に取りつけ、表裏を返したり動かしたりして演じる児童文化財はどれか。
答え:ペープサート
ペープサートは、棒付きの紙人形(表裏に絵)を動かして演じる人形劇的な児童文化財である。
Q9児童福祉法第17条が定める児童委員の職務として正しいものはどれか。
答え:児童及び妊産婦につき、その生活及び取り巻く環境の状況を適切に把握しておくこと
第17条は児童委員の職務の一つとして「児童及び妊産婦につき、その生活及び取り巻く環境の状況を適切に把握しておくこと」を定める。
Q10五大栄養素のうち、体の調子を整える働きをもつものの組み合わせとして最も適切なものはどれか。
答え:ビタミンと無機質(ミネラル)
ビタミンと無機質(ミネラル)は微量栄養素で、体の調子を整える(代謝の調節など)働きをもつ。
Q11発達障害のうち、対人コミュニケーションの困難とこだわりの強さを特徴とするものはどれか。
答え:自閉スペクトラム症(ASD)
自閉スペクトラム症は、社会的コミュニケーションの困難と、限定的・反復的な行動や興味を主な特徴とする。
Q12エリクソンの心理社会的発達理論で、老年期(成熟期)の心理社会的危機として位置づけられるのはどれか。
答え:統合 対 絶望
エリクソンは老年期の課題を「統合(自我の統合)対 絶望」とした。
Q13児童福祉法第39条において、保育所(幼保連携型認定こども園を除く)は利用定員が何人以上のものに限られるか。
答え:二十人以上
第39条は保育所を「利用定員が二十人以上であるものに限り、幼保連携型認定こども園を除く」と定める。
Q14問題箱を用いた猫の実験から「試行錯誤学習」や効果の法則を見いだした心理学者は誰か。
答え:ソーンダイク
ソーンダイクは問題箱の実験から試行錯誤学習を提唱し、結果が満足をもたらす反応が強化されるという効果の法則を示した。
Q15幼児期において、3回の食事だけでは必要な栄養素を満たしにくいため、それを補う役割をもつものはどれか。
答え:間食(おやつ)
幼児期の間食は3回の食事で不足しがちな栄養や水分を補う食事の一部としての役割をもつ。
Q16保育所への入所の手続きや保育の実施に関する事務を主に担う行政機関はどれか。
答え:市町村
保育所の利用に関する手続きや保育の実施の責任は、原則として市町村が担う。
Q17ハ長調の曲を全体的に高くしたり低くしたりして、別の調で演奏することを何というか。
答え:移調
移調は曲全体を一定の音程だけ平行移動させ別の調にすること。転調は曲の途中で調が変わることをいう。
Q18特定教育・保育施設で申込みが利用定員の総数を超える場合、設置者はどのように対応するか。
答え:公正な方法で選考しなければならない
第三十三条第2項は、申込みに係る子どもの総数が利用定員の総数を超える場合、公正な方法で選考しなければならないと定めている。
Q19エリクソンの理論で、幼児後期(遊戯期、3〜6歳頃)の心理社会的危機として位置づけられるのはどれか。
答え:自主性(積極性)対 罪悪感
幼児後期の課題は「自主性(積極性)対 罪悪感」とされる。
Q20里親制度について、次のA〜Dの記述のうち正しいものの組み合わせを選びなさい。
A:里親は要保護児童を自らの家庭に迎え入れて養育する。
B:専門里親は専門的なケアを要する児童を養育する里親である。
C:里親は施設養護の一形態に分類される。
D:里親委託は児童本人の同意がなければ一切行えない。
答え:A・B
Aは里親の定義、Bは専門里親で正しい。里親は家庭養護に分類される(C誤)。委託は児童相談所の措置等で行われる(D誤)。