QC検定 頻出一問一答
頻出テーマから20問。答えを思い浮かべてから開くと定着が早まります。
頻出一問一答
全20問Q1電気・電子分野の国際規格を主に制定する機関はどれか。
答え:IEC(国際電気標準会議)
IEC(国際電気標準会議)は電気・電子技術分野の国際規格を制定する機関で、その他の工業分野全般はISOが担当する。
Q2狩野モデルで、充足度に比例して満足度も上がる品質要素を何というか。
答え:一元的品質
一元的品質は、満たされるほど満足が増し、満たされないほど不満が増す、充足度と満足度が一元的(比例的)な関係の要素である。
Q3「標準」と「規格」に関する説明として最も適切なものはどれか。
答え:規格は標準のうち、品物に関する取決めを文書化したものを指すことが多い
標準は関係者の合意で定めた取決めの総称で、そのうち品物・部品などに関する技術的な取決めを文書化したものを規格と呼ぶことが多い。
Q4品質保証で「予防」と「検出」のどちらに重点を置くべきかについて最も適切な考え方はどれか。
答え:検出(後工程で見つける)よりも予防(源流で作り込む)を重視する
後工程で不良を見つけるより、源流で不良を作り込まない予防を重視するのが品質保証の基本的な考え方。
Q5方針管理の期末に、目標の達成度や活動のプロセスを振り返り、次期に反映するために経営層が行う活動はどれか。
答え:期末のレビュー(経営層による反省・診断)
方針管理では期末にトップ自らが達成度とプロセスをレビューし、よかった点・課題を次期方針へ反映する。
Q6日常管理で、仕事の結果を測る尺度である「管理項目(結果系)」に対し、その要因を測り工程途中で確認する項目を何というか。
答え:点検項目(要因系)
日常管理では、結果を測る管理項目に対し、その原因(要因)を工程途中で点検する項目を点検項目(要因系)と呼ぶ。
Q7QCサークル活動の一般的な進め方として最も適切なものはどれか。
答え:テーマを選び、QCストーリーに沿って計画的に活動し成果を発表する
QCサークルは、テーマ選定・計画・QCストーリーに沿った活動・効果確認・歯止め・発表というサイクルで、計画的・継続的に運営することが効果的である。
Q8母平均の区間推定で、信頼率を95%から99%に上げると信頼区間の幅はどうなるか(他条件一定)。
答え:広くなる
信頼率を高めるほど取りこぼしを減らすため区間係数が大きくなり、信頼区間の幅は広くなる。
Q9X̄-R管理図のX̄管理図で管理限界を求める式UCL=X̄(平均)+A₂R̄の係数A₂について正しいものはどれか。
答え:群の大きさnによって決まる係数で、表から読み取る
A₂は群の大きさnに応じた係数で管理図用係数表から求め、X̄管理図の管理限界の計算に用いる。
Q10二項分布が正規分布で近似できる条件として一般に適切なものはどれか。
答え:np と n(1−p) がともに十分大きいとき
npとn(1−p)がともに大きいとき二項分布は正規分布で近似できる。npが小さい場合はポアソン分布で近似する。
Q11管理図の管理限界線(±3σ)と、製品規格の規格限界との関係として正しいものはどれか。
答え:両者は別物であり、工程のばらつきから定まる管理限界と顧客要求から定まる規格は混同してはならない
管理限界は工程のばらつき(データ)から計算され、規格限界は要求仕様で定まる。両者は性質が異なり一致させない。
Q12相関係数rの値の解釈として正しいものはどれか。
答え:r=−1は完全な負の相関を表す
相関係数は−1〜+1の範囲をとり、−1で完全な負の相関、+1で完全な正の相関、0で無相関を示す。
Q13QCサークル活動を運営する際の会合(ミーティング)に関する留意点として最も適切なものはどれか。
答え:全員が発言しやすい雰囲気をつくり、役割を分担して計画的に進める
QCサークルの会合は、全員参加・相互啓発を活かすため発言しやすい雰囲気づくり、役割分担、記録・計画的運営が重要である。
Q14実験計画法で、同じ条件で複数回実験し、偶然のばらつき(誤差)の大きさを評価できるようにする原則はどれか。
答え:繰り返し
同条件で複数回行い誤差の大きさを評価するのが繰り返し。フィッシャーの三原則の一つ。
Q15工程が安定状態にあるかを時系列で監視し、中心線と上下の管理限界線を持つ図はどれか。
答え:管理図
管理図は中心線(CL)と上方・下方管理限界線(UCL/LCL)を持ち、時系列の点の動きで工程の安定性を判断する。
Q16正規分布で、平均±3σ の範囲を外れる確率(両側合計)はおよそいくつか。
答え:約0.3%
平均±3σ には約99.7%が含まれるため、外れる確率は両側合計で約0.3%。管理図の±3σ管理限界の根拠。
Q17規格幅(上限−下限)が 1.5、工程の標準偏差 σ が 0.1 のとき、工程能力指数 Cp はいくつか。
答え:2.5
Cp=1.5/(6×0.1)=1.5/0.6=2.5。
Q18検査結果を判定基準と照合して合否を判定する際、判定基準そのものに該当するものはどれか。
答え:規格(仕様)で定められた合否の基準値
検査の合否は、規格・仕様で定められた基準値(許容範囲)に対して測定結果を照合して判定する。管理限界は工程の安定性判断に用いる別物である。
Q19QC七つ道具のうち、原因(要因)と結果(特性)の関係を魚の骨のように体系的に整理する図はどれか。
答え:特性要因図
特性(結果)に対する要因(原因)を大骨・小骨で体系的に整理するのが特性要因図(フィッシュボーン)。
Q20特性に影響する要因によってデータをグループ分けし、原因の所在を明らかにする手法はどれか。
答え:層別
層別は機械別・作業者別・時間別などの要因でデータを分けて解析し、ばらつきの原因の所在を探る基本的手法である。